2010年3月アーカイブ

手ぶれ

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IMG_9688.JPG
Camera:EOS 30D , Lens:EF70-200mm F2.8L (撮影時 200.0mm)
フォーカス:AIサーボAF , 露出:Av(評価測光), 補正:0
ISO:400 , F:2.8 , T:1/160 , WB:左前足で調整

まあまあなカットなんだけど、ピントがイマイチ・・・
ではなくて、これは手ぶれですね(笑)

一般的には手持ち撮影で手ぶれしない限界のシャッター速度は
1/レンズの焦点距離秒ぐらいと言われています。
このカットは焦点距離200㎜で撮影しているので1/200秒より遅いと危ないと言うこと。
まあ、あくまでも目安ですけどね。
で、写真のシャッター速度は1/160秒。20%ばかり限界を超えてます。
この条件でこれだけ止まっていれば上出来ですが、
やはりちょっと眠たい写真になってしまっています。

最近は手ぶれ補正機能の付いたレンズもずいぶん増えて来ましたが、
カト兄さんが使っているこのレンズには付いていません。
同じスペックで手ぶれ補正付きってのもあるんですが、
とても高価なので・・・まあ、いらんだろうと(笑)

最近はほとんどのカメラがAFなので、ピンぼけ写真てのも減ってきてるとは思いますが、
昔はピンぼけだと思った写真のうちかなりの物が手ぶれだったりしました(笑)
と、言うことは今もいっぱいあるはず・・・
去年あたりから普及価格帯のレンズやコンパクトカメラにまで
手ぶれ補正が搭載されるようになってきて、
AF&手ぶれ補正で誰でもシャープな写真が撮れるようになった。
まあ、お手軽でいいことだが、上達しないだろうね(笑)

1/レンズの焦点距離秒ぐらいが手ぶれの限界と書いたが、
望遠でその速度でブレさせないってのは結構難しい。
最初に望遠レンズを買った時はずいぶん練習した(笑)


IMG_8904.JPG
Camera:EOS 30D , Lens:EF70-200mm F2.8L (撮影時 135.0mm)
フォーカス:AIサーボAF , 露出:Av(評価測光), 補正:-1/3(撮影後)
ISO:200 , F:5.6 , T:1/1000 , WB:太陽光

同じ場所で   - いつもの散歩コースなのでほぼ毎日行くし・・・
同じような写真 - こいつは呼ぶといつもこんな顔して来るので・・・

風景写真などでは良くやるけど、犬の写真ではあまりやらないと思う(笑)
同じ場所と言っても、光線状態は毎日違うし、
木や景色と違って動き回るのでまるで同じと言うわけではないが。

色々と条件を変えて同じ物を撮って見るのもいい練習になると思う。
今回は、レンズの焦点距離135mm、絞りF5.6を使ってみる。
70-200mmズームの135mmなのでちょうど真ん中あたりでちょっと半端な位置。
F5.6 もカト兄さん的には普段あまり使わない。
望遠レンズだと、圧縮効果(背景の引き寄せ)と言うのがあって
焦点距離が長くなるほど被写体と背景との距離感が消失してくる。

ちなみに、同じ様な写真を200mmで撮影すると

IMG_8516.JPG
Camera:EOS 30D , Lens:EF70-200mm F2.8L (撮影時 200.0mm)
フォーカス:AIサーボAF , 露出:Av(評価測光), 補正:0
ISO:200 , F:8.0 , T:1/500 , WB:太陽光

背景が大きくボケているだけでなく、より平面的に(奥行きが無いように)写っている。
絞り値は上がF5.6で下がF8、これだけ見ると上の写真の方が大きくボケるはずだが、
焦点距離が長くなる事によるボケ効果が、絞り1段分を上回っており、
実際には下の写真の方がボケが大きい。

高倍率のズームレンズを使っているとフレミングメインでズームしがちになっちゃうけど、
135mm vs 200mm でこれだけ違ってくるんです(笑)
被写体と、背景との関係をどうしたいかで焦点距離を選ぶ・・・
まあ、良く言われてますけどね。結構難しい・・・

で、200mmだと被写体が少し浮き上がり過ぎになる様な気がしたので、
もう少し地面に立っている感じが出るかと思い135mmにしてみた。
絞り値F5.6は何となく(笑)なのだが、まあ当たっていた様である(笑)
構図は、もう少し左に寄っていると良いと思う。
尻尾が切れているのは別に構わないんだけど、顔の位置が少し半端なようだ。
背景は、この撮影場所は上下で極端に明るさが変わる。
注意しないといけないのだが、あまり気が回っていなかった様で、
上の方に暗い部分が入ってしまった。
頭の上なのでまあいいけど、この境界が変な所に来ると結構うっとうしい。
この背景、これだけ極端に明るさが違うと構図だけでなくて、
露出にも影響がでて、オートだと大概露出オーバーになる。
今回の撮影後の-1/3補正はそのため。








高感度

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IMG_8800.JPG
Camera : EOS 30D / Lens : EF70-200mm F2.8L (撮影時 200.0mm)
フォーカス:AIサーボAF 露出:マニュアル(ISO:800 F:4.0 T:1/500 WB:くもり)

今日のお題は、【高感度】
デジカメを使っていて一番便利だな~と思うのは、ISO感度を自由に変えられること。
フィルムだと(増感という手がないでもないが)途中からの変更は出来ない。
で、普段は画質と感度の両方そこそこのISO400あたりを(カト兄さんは)多用したりするわけだが、
ちょっと気合いを入れてISO50とか入れてると、ちょっと暗くなるともうお手上げ(笑)。
その点デジカメだといつでも好きなように感度を変更できるので大変便利である。
カメラがちょっと古いので実用感度でISO1600までだが、
最新の物ではISO6400ぐらいまでは画質的にも結構行けるようだ。

今回はちょっと暗かったのでISO800で撮影してみた。
カト兄さん、普段はあまり高感度は使わないので、
いつもならISO200,F2.8,1/250で撮影する条件。
高速シャッターで、ある程度絞った方が撮りやすいちゃ撮りやすいので感度を上げてみた。
まあ、実用上問題のないレベルではあるが、やはり全体的に荒れた画像になっている。
シャッター速度を落としすぎてブレてしまってはしょうがないので、
無理して低感度のまま使わなくてすむのがデジタルの利点の1つですね(笑)

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