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IMG_4914.JPG
Camera : EOS 30D / Lens : EF70-200mm F2.8L (撮影時 175.0mm)
フォーカス:ワンショットAF 露出:Av(評価測光 ISO:100 F:3.5 T:1/800 WB:くもり)

最近のお気に入りの1枚。モデルは gucci さんちのたっぺい君。
FLEUR DE LIS サマーセミナーの時のワンカット 。
後ろを向いている事を除けば、おおむねポートレートの基本通りの撮影条件(笑)

今年の夏のセミナーでは、CCAオフィシャルカメラマンのシャナーンさんのフォトセミナーもあった。
さぞ、すごい内容だったかと言うと(なんか日本語が変だな・・・)
犬を撮る為の特殊な部分(具体的には綺麗にグルーミングをして、呼び込みをきちんとしてと言うこと)を除くと、ポートレートの基本中の基本!みたいな内容であったと思う。
やはり基本が大事という当たり前の事を思い出した有意義なひとときであった。

彼女が撮影しているのを見ていても、何ら奇をてらった事はしていないし、
特殊な機材を使っていたわけでも、高級な機材を使っていたわけでもない。
レンズなんか、カト兄さんが使っているやつの方がよほど高級品である(笑)
なのに出来上がってくる写真は、さすがであった。
まあ、いいカメラを使えばいい写真が撮れるなら簡単でいいけどね・・・

セミナーーの内容はおいおいご紹介するとして、
今回の写真では、ポートレートの基本のうち、
目にピントは完全に無視!なんせ後ろ姿ですから(笑)
一番重視しているのは、視線の高さですね。偶然ではなくて、きっちり意識して撮影しています。
コリーの成犬ならともかく、被写体はシェルティーの子犬ですから、
その目の高さに合わせてると言うことは、撮影時は完全に寝ています(笑)
若干傾斜地でしたので地面が全面に写っていますが、
たっぺいの視線の先にはいったい何があったんでしょうか?
いろいろと想像できて楽しいでしょ?
この写真の場合、背景がはっきり写っていたらおもしろく無かったと思います。
屋外で写真を撮るときに、寝転がってしまうと言うのはなかなか難しいとは思いますが、
しゃがんで見るだけで結構見え方も、撮った写真も変わって来ます。
犬や子供の写真を撮るときは、ちょっとしゃがんでみましょう!

あと、構図は若干トリミングしてあります。
APS-Cフォーマットではちょっと間延びしてしまうので、
縦横比5:4で頭の上をちょっと切ってあり、この比率だと、六切りで綺麗にプリントできます。
写真をプリントすると、サイズがすごく半端でしょ(笑)
まあ、サイズや重さが半端になるときはたいていアメリカさんのせいです。
写真のプリントサイズもご多分に漏れず・・・
ミリで書くからよく分からん半端なサイズになってるし、縦横比もわかりづらいんですよ(笑)
L判:3.5X5インチ,2L:5X7インチ,6切り:8X10インチ,4切り:10X12インチ・・・
ね、サイズも比率もわかりやすいでしょう(笑)

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