最近流行の薄型テレビもだいぶ値段もこなれてきた。
(というかブラウン管ってまだあるの?)
そんな中、北米で価格破壊のきっかけになった、
ファブレス(自前の工場を持たない)メーカーが、
苦戦しているそうな。
ソニーやサムスンなどの一流ブランド
(サムスンは日本以外では一流ブランドです)
が低価格品を投入してきて価格差が縮まったため
競争力が無くなった為らしい。
まあ、よほどの魅力が無ければ一流ブランドの方が売れるはな・・・
価格で勝負するか、シャープの様に技術で出し抜くか、
どちらにしても圧倒的な魅力がないと
一流ブランドに勝つのは難しい。
うちの方が中身はいいんだ~
とほえてみたところで、まあ相手にされない。
(負け犬の遠吠えとも言う)
さらに、メーカーだけで無く、
小売店の競争も熾烈を極めているようで、
もう、値段なんてあって無きがごとし。
閉店直前の魚屋さんの様な様相を呈してますね。
魚屋さんの場合は晩のメニューが変わるだけだけど・・・
とんでもない廉売がされるのっていくつかのパターンがあって
1.自社の生産計画だけに基づいて、
市場状況も考えずに量産したメーカーがあった
2.自分は一流だと思って張り合ったが、
相手にされなかったメーカーがあった
3.自分の所の体力も考えずに、
大量に仕入れた販売店があった
4.売れない商品の在庫を抱えすぎて
破綻した問屋さんや販売店があった
5.季節商品を季節外れに
大量生産したメーカーがあった
6.販売期間が短い商品(生ものなど)を
作り過ぎた(仕入れすぎた)
7.体力の有るところが、
ライバルに嫌がらせをしている・・・
てな所ですかな・・・
7以外は結構お間抜けでお馬鹿な内容ですが、
家電だと意外と大手さんがやるんですよね。
テレビのように嗜好性の低い商品なら
安く買えたって喜ぶ人が出るだけで
最終的には捌けるでしょうけど、
嗜好性の強い商品の場合はあまり売れないでしょうね、
安くても・・・
ベンツが欲しい人に、
カローラ半額ですよって言ったって買わないでしょう?
長期間在庫できる商品ならまだいいですが、
商品価値のある期間が短い商品は大変でしょうね・・・
最終的には廃棄処分になるんだろうけど
そんな馬鹿な人間に振り回される物ってかわいそうですよね。
売れたにしても、値段で飛びついた人ってあまり大切にしないし・・・
なるほど・・・。